手工具片手に探索! 開拓!! ゲーマー魂を胸にハードモードを実況だ!!
……え、異世界? これゲームじゃないの!?
開拓系ゲーム、楽しいですよね! ゲーム好きの方に文句無しでオススメです!!
就職先は異世界迷宮!? 人生ってやっぱりクソゲー!!
ゲーム好きなら一度は憧れる主人公になったかのような視点で進む物語は必見!
やっぱゲーマーなら『
この小説は、まずアンが可愛いですね。アンが。特にアンが良いですね。可愛かったです。アンのためにも読みましょう。
主人公視点で読者も一緒に説明もなく物語に巻き込まれていきます。手探りでのサバイバルを主人公と一緒に体験しているうちに、次の展開へと物語に飲まれていました。
ファンタジー世界でも通信販売が存在する、微妙な現実世界っぽさに加え、物づくり、錬金術シュミレータ、FPS、MMORPG、様々なゲームに例えながらの展開も軽快で、ストレスなく読み進めることができました。
多種多様な登場人物たちの背景や世界観、主人公の次のミッションなど、まだまだ明かされていない部分も多いので、2巻以降も楽しみです。
あと、アンの成長も。
インディーズゲーム『杜氏になろう』は私もプレイしたいです。
主人公の適応力たけぇ!
雑居ビルの扉1枚超えたら異世界でそこを管理することになる。
一見ファンタジーものかなと思いきや、ゲームの要素が強い印象。
リアルでゲームみたいなサバイバルやっちゃっています。
アンがかわえぇ! もふもふしたい!
自分が異世界に行っちまったら実際どうするよ?
※ただしチート能力は、無い。
※※ヒロイン落ちてくるので安心です。
これは「サンドボックス型ライトノベル」とでも言えばいいんですかね?
ゲームの知識以外は全くフツーの22歳がダンジョンの管理者として奮闘するお話。
主人公は勇者だったり絶対支配者だったりスライムだったりしないので、ブロックを積み上げるよーにちまちまとミッションをこなしていくのですが、全体を流れる「気楽な前向き感」がとても素敵な作品です。
例の大人気ゲームをやってる方はもちろん、仕事に疲れた大人にもオススメ。
「人生はロールプレイング」って、エライ人が言ってましたけど、今時は「人生は砂場遊び」でもいいのかもしれんね、ホント。
異世界転生モノではないけれど、就職先が異世界だった。(しかも説明なし)
ゲーマーがゲームの知識を駆使してひとつひとつ物事を解決していく様が楽しい。
最後の「
に笑ってしまいました。
物語に詰め込まれたゲーム愛を浴び続けているうちに、
ルールから攻略法までを手探りで見つけていく、
新しいゲームを始める時のワクワク感がよみがえりました。
決してチートではなく、俺TUEEEでもない。転生したら最強でもハーレムでもない。だからこそ、この中で生きる主人公が、手違いにより飛ばされたハードモードな異世界生活をどう生き抜くのか、読んでいるうちに、いつの間にか物語にのめり込んでしまいました。
そしてなにより、アンちゃん。うん、アンちゃんほんとかわいい。卑怯です、この娘。
いわゆる、「チート使って〜」という話ではなく、高難易度や理不尽なバグのあるクソゲーで鍛えられた忍耐力と応用力で場面を切り抜けていく主人公が新鮮でした。
序盤ではツルハシ片手にゲーム感覚で生活圏を広げていくシーンに入ると、忍耐力だけで物事を進める主人公の根性論にツッコミ入れながら読み進めてしまいます。
中盤に入り、ヒロインが登場! と思いきやハーフコボルトの年下犬娘という、ケモノ娘好き紳士大歓喜な仕様。この作品、一筋縄では行かないことをヒシヒシと感じました……。
ここから、村の存在を知り交易が始まったり、村の食生活を改善するため奔走したりで異世界ものの美味しい所を随所にちりばめた良作のにおいを感じます。
そして終盤で待ちに待った戦闘シーン。今までの誠実な人柄から一気に熱血漢へと成長する主人公に「おぉ…っ!」とひたすら物語へと引き込まれてしまいました。
人生はゲームであると標榜する主人公に共感できる部分は無くても、徐々に徐々に異世界へと感情移入し、立ち上がる主人公は素直にカッコイイ!
『こんな世界があれば…』とゲーム好きが思う事が盛りだくさんの作品です。
ゲーム要素と現実が上手く合わさった世界観にどんどん惹かれていきます!!